エアコンの臭いの原因とは？トラブル危険信号

ご家庭でクーラーを使ったとき、「あれ、ちょっと臭うかも？」と思ったことはありませんか？

実はこれ、放っておくと家族の健康に害を及ぼす可能性もある、危険信号なんです。

エアコン内部の水と汚れが悪臭の原因だった！

室内の空気を吸って吐き出しているエアコンは、空気中のホコリやタバコの煙なども一緒に吸い込んでいます。

エアコンは冷房の設定にすると、内部に水が発生するのはご存知ですか？

水と汚れが反応して内部にこびりつき、悪臭や異臭を感じるようになるのです。

内部に水が発生するのは冷房使用時だけですので、暖房を使う冬は比較的ニオイのトラブルは少なくなります。

エアコンの悪臭の種類ってどんなものがあるの？

カビ臭

エアコンはカビにとって住みやすい環境です。表面上のカビはご自分である程度落とせますが、内部で深く根を張ってしつこいカビまで掃除することは難しいでしょう。市販のスプレーで掃除したとき、エアコン内に残留した洗剤にホコリが積み重なり、悪臭を悪化させる場合もあります。

タバコ臭

人間がタバコを吸うように、室内の空気を吸っているエアコンもタバコの煙を吸って吐き出します。エアコンの表面に赤茶色の汚れがある場合は、洗剤で落ちることがあります。一方で臭いの元になっている内部の汚れまでは、ご家庭で落としきることは難しいです。

エアコンの臭いを放置すると…？

エアコンから異臭がするということは、内部はすでにかなり汚いことが予想できます。

これを放置しておくと、こんな症状が起こります。

1. エアコンの風量が弱まったり、風ムラができたりする
2. 冷房の効きが悪くなる
3. エアコンから水が漏れだす
4. 部品の劣化を早め、故障を起こす

長年にわたって汚れがこびりついたエアコンの中には、何度エアコンクリーニングをしても落としきれないものもごく稀にあります。

特に、タバコを吸う方がご家族にいらっしゃる場合は、短いサイクルでエアコンクリーニングをしてあげましょう。

大切なのは、汚れを吸い込み過ぎてエアコンの負担が大きくなる前に、定期的に内部まで掃除をしてあげる事です。